過期産①
最近、お客さんに
「過期産」で陣痛促進剤を使いました。
今の体の辛さは
陣痛促進剤の副作用では?
という心配するお声が聞かれました。
結論だけをいうと
そのお客さんの体の辛さと誘発剤の関連性は
ほぼないというのが結論ですが
そこを心配されるまでに
いたたった要因としては知識、説明の不足
なんでなのか分からない不安というのが
あったのであろうと思います。
なので今回は過期産と陣痛促進剤
についてお話をしていきたいと思います。
出産予定日はあくまで目安です。
なので、正期産は37週0日~41週6日という
余裕をもった期間が設定されています。
なので、予定日が過ぎたとしても
過敏に心配する必要はないです。
特に初産の妊婦さんは、
初めての出産で体の準備がかかる
傾向があります。
過期産の頻度は
分娩全体の2%程度とされています。
日本では42週を越えないように
必要に応じて誘発分娩などをして
安全管理をしている施設が多いです。
「過期産」の原因は
はっきりとした理由がわかっていません。
では、過期産でのリスクとは何か?
・過熟児
・巨大児
・胎盤機能不全
・羊水減少
・胎便吸引症候群(MAS)
上記の内容が問題になりますが、
詳しくは次回お話しますね。