へその緒のおはなし
こんにちは
大島はり灸整骨院の松本です。
今回は臍帯についてお話します。
臍帯とは
いわゆるへその緒のことです。
胎盤と胎児を繋ぐ管で
50~60cmほどの長さです。
臍帯には
1本の太い臍静脈と
2本の細い臍動脈が入っています。
太い臍静脈は
母体から胎児へ
栄養や新鮮な血液を運びます。
細い臍動脈は
胎児から母体へ
老廃物や二酸化炭素を含んだ
血液を運びます。
胎盤は大きな血液の塊で
約500~600gの重さがあります。
その胎盤から木の根のように
3本の血管が捻じれながら胎児と連絡します。
分娩後は3cmほど
赤ちゃんのお腹に残し
はさみで切断します。
赤ちゃんのお腹の臍帯は
出血しないようにクリップなどで
止めておきます。
そして産後7~14日で
自然に脱落します。
よくお母さんが桐の箱に
保存しておくのはこの脱落した部分です。
臍帯によって
赤ちゃんとお母さんは
繋がっています。
ですからお母さんは
できるだけ規則正しい生活と
バランスのとれた食事をしましょう。
そうすることで
赤ちゃんも健やかに
育つことでしょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。