未受診妊婦の問題
こんにちは
大島はり灸院の松本です。
みなさん「コウノドリ」
ご覧になりましたか?
実は、私は知らなかったのです。
ある日、花輪さんが出勤した時
「泣きすぎて頭が痛いです(:_;)」と
言っていたので
「どうしたのですか?」ときくと
「昨日のコウノドリというドラマを
みて感動しすぎました」という話をきき
初めてコウノドリという物語を
しりました。
お客さんにきくと
ほとんどのお客さんがしっていて
漫画も読んだという方が多くいました。
私も早速、ドラマの1話を
ネットでみました。
・・・感動でした(/_;)
そして全10巻の漫画を
大人買いです(笑)
ということで、今回は
第1話のテーマである「未受診妊婦」について
お話をしていきます。
まず「妊婦健診の必要性とはなにか」
妊婦健診は妊婦さんと赤ちゃんの
健康状態を定期的に確認するためのものです。
もともと健康な方でも
妊娠中に想い病気にかかることが
あるのでとっても重要な健診なのです。
2009年度より大阪府では
「未受診妊婦」の調査をしています。
因未受診妊婦での
飛び込み出産の件数が
152件だったそうです。
その年の出産件数が
約77,000件だったので
全体の0.2%が未受診妊婦でした。
500人に1人が未受診妊婦という計算です。
未受診妊婦が
検診をうけない理由の1位が
経済的な理由からです。
ついで妊娠に気づかない
何処に行ったらよいかわからなかった
などの知識欠如が理由だそうです。
年齢は13~43歳で
平均28.3歳であり
そのうち未成年が24名
初産が40%でそのなかでも
未婚率が69%だったそうです。
妊娠合併症が41名で
出産した赤ちゃんがNICUに
運ばれる率が31.7%でした。
赤ちゃんのNICUにいった理由の多くは
早産によるものだったそうです。
また、死産が3例あり
周産期死亡率が19.7%でした。
前年度の全国平均が
4.3%ということから
そのリスクの高さがうかがえます。
未受診妊婦は
感染症など様々なリスクから
病院側からも受信拒否をされやすく
いわゆる「たらい回し」
に合うケースがあります。
経済的な支援など
様々なサポートが自治体などで
行なわれているのですが
年々増加傾向にある
未受診妊婦の問題
子供は社会の宝
子供には大人の事情は関係ないのです。
親になる責任を
充分に一人一人が考える必要を
今回とても痛感しました。
最後までお読み頂き
ありがとうございました