生理中の不調とホルモンの関係性
こんにちは!
鍼灸師の鈴木綾子です。
先月から、休診日に
産婦人科の先生をお招きして
全社員で研修を行っています。
産婦人科の先生の
現場の声を聞きけるので
とにかく面白い!!
という事で、今回のテーマは
婦人科系のところから...
「生理痛 なんで痛いの?」
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生理の前後、
そして最中の、痛み。
辛いですよね。
しかも下腹部だけでなく
腰も痛いし、重い...。
なぜこのような
痛みが起きるのでしょうか。
生理とは
毎月、子宮の内側には
赤ちゃんを育てる為の膜が
用意されます。
その膜は血液を
たっぷりと含んだ
「子宮内膜」というものです
子宮内膜は
妊娠をしなかったときに
剥がれ落ちていきます。
子宮はギュッギュと収縮して
子宮内膜を体の外に出します。
その時、血液も一緒に出てきます。
これが生理です。
生理は、子宮が収縮して赤ちゃんを出す出産と
同じ仕組みなのです。
ところで、
子宮を収縮させるためには
「プロスタグランジン」という
ホルモンが血液中に出されます。
このホルモンは痛みを強める作用
もあるため「キリキリ」という
痛みを感じる様になります。
これが生理痛です。
このホルモンは子宮の収縮以外にも
・血管を収縮させる→冷え、重だるさの原因
・胃腸の働きを低下→吐き気、食欲低下の原因
様々な症状の原因となります。
また、生理中にある重だるい腰痛。
これは子宮の収縮によって
腰が引っ張られ二次的に起こります。
生理痛の主な原因は、
ホルモンによる子宮の収縮
なのです。
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今回も、最後までお読み頂き
ありがとうございます。
大島はり灸院
鈴木綾子
*思春期やの生理痛、何らかの疾患が
原因の場合は、上でご紹介した
内容とは異なる事もあります。