動悸の鑑別について


こんにちは。

インフルエンザが大流行していますね。
当院で3週間前程は

「子供がインフルエンザになりました!!」

というお客さんが多かったのですが
ここ一週間は

「私がインフルエンザになりました!」

という連絡が急に増えました。

子供から大人へと流行が
移ったのか!?という感じです。

皆さんも、お気をつけくださいね。

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さて、今日のテーマは
「動悸」です。

最近、長年通われているお客さんで
「先生、最近バクバクと動悸がするんです」
という方がいらっしゃいました。


場所が場所だけに、
「わたし、どこかが悪いのかな?」
いろいろ考えて不安になりますよね。

今回は、急な動悸が起きた時
どんな事が考えられるのか
ご紹介していきますね。


動悸の原因は
大きく3つに分けられます。

⑴ 生理的な原因
これは、走ったり、びっくりした時の
「ドキドキ」を指します。

動悸の原因ははっきりしているので
心配ないですね。

⑵ 心疾患性
これは、心臓に何かしらの問題が
ある状況です。

・胸苦しさ
・息切れ
・めまい、失神

などが同時にある場合は
早めに病院へ行き
検査をお勧めします。

⑶ 非心疾患性
心臓の問題ではなく、体の他の部分が
動悸の原因になっている場合を指します。

この場合の原因は様々ですが
・貧血
・低血糖
・バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
・褐色細胞腫
・薬剤の影響

などが考えられます。


人間が生きていくのに
不可欠な栄養や酸素は
血液にのって運ばれます。

体のどこかで「栄養、酸素、足りませーん!!」
と信号が送られると

心臓が頑張って働いて
「動悸」が起こります。


本当に栄養、酸素が足りない状況もあれば
間違って信号が伝達されている場合もあります。

それらは、血液検査や
心電図などの詳しい検査をしないと
はっきりとは判断できません。


最近変だな?

と感じたら、
ご自身のためにも時間を作って
受診することをお勧めします。


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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

また来週も楽しみにして下さいね。

大島はり灸院
鈴木綾子


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