肩の痛み 痛み止めから解放された症例 50代 女性 江東区
性別
女性 50代
来院日
28年10月
症状
8月にはいったあたりから、左の肩甲骨周辺が痛い。
寝る姿勢になると痛みは軽減するが、それ以外は常に痛みがある。
整形外科でMRIを撮るが異常無し。鎮痛剤を処方されて飲むが、
薬によって頭痛や気持ち悪さが出てしまった。
現在は痛みのため、3日に1度の頻度で薬を飲んでいる。
来院する3週間前に鍼治療を受けた。楽にはなったが効果が持続せず。
薬に頼ることなく改善していきたいと希望で来院された。
ジャクソンテスト:左肩上部に違和感
治療内容と経過
【1回目】治療中に全身から発汗。治療後は痛み軽減。眠気が強い。
【2回目】翌日に来院。痛みは午前中までおさまっていた。午後に痛みが出てきた。
頭がぼんやりと気持ち悪い感じがあった。
今回も治療中発汗。治療終了後に頭のぼんやり感が消えた。
【3回目】日中に痛みを感じる時間が減った。朝起きた時に少し気持ち悪さ(違和感)
がある。
【4回目】座っている時間が長く続いて痛みを感じるときがあったが、薬なしで過ごせた。
【5回目】たまに痛みは出るが、薬を飲む必要性がなくなった。
同時に治療した症状
足の冷え、むくみ
使用した主なツボ
天柱 風池 肩井 肩外兪 手三里 三陰交
考察
夏から来院時期にかけて疲労がたまる出来事が多く、疲労と本来持っている体の歪み、冷えなど様々な要因が重なって強い痛みが出ていたと考えられる。体を緩めて温めることで症状が改善した。
初回来院時は痛みの辛さで「うつうつとした気分」であったが、痛みが軽減していくにつれて、顔色も良くなっていき「やりたいこと、やらなきゃいけないことをする気になってきた」と意欲も湧いてきた。