自律神経失調のバランス不調による耳鳴り、立ちくらみ 江東区 40代 男性
【症例】
【患者】
Fさん 40代 男性
【来院】
2016,9,21
【症状】
主訴:耳鳴り、立ちくらみ、左膝の痛み
(1年前からピーンとした耳鳴りがあり、立っていると重心が取れなくなりふらつく。ひどいと物にぶつかったりする。なぜか左膝が痛く力が入らない。そのため左にふらつく。階段の昇降運動が特に辛い。)
【治療経過と内容】
治療方針:
下肢の冷え、骨盤の歪み、ストレスの既往が認められたことから自律神経失調症だと考える。
まず下肢を温め、骨盤を整え、筋肉を緩めることで副交感神経が良く働きやすいように施術を行った。治療を始めて4回目には耳鳴り、ふらつきが治まった。膝の痛みはまだあるが力は入るようになってきていることから今後完治への効果は期待できる。
【同時に治療した症状】
便通を良くする、背中の張り、頭皮の張り
【使用した主なツボ】
膻中、太衝、血海、足三里、肝兪、百会
【考察】
交感神経が優位になりがちだったことから副交感神経が優位に働くように施術を行い、自宅等でもケアを頑張って頂いた。またよりリラックスをして頂けるようにお客さんに寄り添った言葉かけを意識した。治療だけでなく、その方に寄り添う心持が良かったと考える