腰痛の治療実績 30代 男性 Nさん
【症例】腰痛、足のしびれ
【患者像】K.Nさん 30代 男性 会社員
【初回来院】H30.8.1
【症状と来院理由】主訴:腰痛、足のしびれ
1か月ほど前にぎっくり腰を起こしてしまい、ご来院までの間は整形外科に通っていました。通っている際に次第に坐骨神経痛のような症状を感じていて、整形外科での治療では改善があまり見られなかったためご来院されました。
ご来院時はしびれなどの症状はありませんでしたが、腰部の前屈で痛みが感じられる状態でした。
【治療内容と経過】
<治療方針>
痛みの出ている部位の炎症を抑える。
腰部・大腿部・腹部の筋を中心に緩め、全身の柔軟性を高める。
<治療経過>
初回の治療で痛みが半減し、二回目の治療では前屈での痛みが全くなくなり、痛みによる可動域制限がなくなりました。その後の治療で痛みはほぼ改善され、現在は痛みが再発しないための姿勢矯正(骨格調整)の為・メンテナンスの為に治療をしています。
【同時に治療した症状】肩こり
【使用した主なツボ、手技など】腰眼・肝兪~大腸兪・次髎・環跳・殷門
【考察・まとめ】
この患者さんは今までに3度ぎっくり腰を起こしていましたが、完治まで治療院や整形外科に通われたことがありませんでした。事前にそのお話をご本人から聞かせて頂いておりましたので、腰の容体が安定しない状況で生活を送るリスクのお話をさせて頂きました。その結果、4回は通うという決意をしてくださいました。その決意こそが、3回の治療での改善が見られた要因かと考えています。このことから、「治療する」ということより「症状を改善する」という決意が症状を改善に導くんだと実感しました。