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筋肉は何のためにあるの??

こんにちは!


ここ1ヶ月ほど筋トレにはまっている
大島はり灸院の吉居です(笑)


元々体を動かすのが好きだったのですが、
ここ数年は仕事の影響もあり、定期的には行っていませんでした。。。


患者さんに対しては定期的に運動を行うようにアドバイスしておきながら、
当の本人がやっていないなんて説得力に欠けると思い始めました!


今までは仕事終わりの疲れやだるさが
次の日まで残っていることがほとんどだったのですが


いざ始めてみると不思議なもので、
運動(筋トレ)を始めてからは疲れやだるさが残りにくくなったのです!


体力的な負担は運動をしている方が大きいのに
なぜなのでしょうか??


今回は筋肉のあれやこれを
お話ししていきたいと思います!


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早速ですが皆さんに質問です!

筋肉っていくつあると思いますか???

正解は・・・

な、なんと600を超える筋肉が
人体にはあるのです!(内臓も含めた総数)

皆さんの身体はほとんど
筋肉によって出来上がっているものなのです。


そして、皆さんの意思の有無にかかわらず
動いている筋肉も中にはあったりします。

実際に筋肉とはいったいどのようなものなのでしょう??

筋肉は大きく3つの分類わけが出来ます。
・骨格筋(随意筋)
・心筋(不随意筋)
・平滑筋(不随意筋)
※随意筋とは頭で意識して意図的に動かせる筋肉(腕を曲げるなど)
不随意筋とは意識の関係なしに動く筋肉(心臓、胃腸の動きなど)


皆さんが真っ先に思い浮かべたであろう筋肉は
ほとんどが骨格筋だと思います。


骨格筋は簡単に言うと
骨にくっついていて体を動かすための筋肉です。


心筋は文字通り
心臓のことです。(心臓は筋肉で出来ています!)


平滑筋とは血管や膀胱、
子宮や消化管といった管状・袋状になっている器官を構成しています。


この分類を見て頂くと筋肉は
身体の外側・内側を問わず全身にあることが分かって頂けると思います。

そんな筋肉たちの役割とは何なのでしょう??

体を動かす、体を安定させる。
筋肉の中でも骨格筋は、骨と骨をつなぐようについており歩く・走る・座るなどの
一環の動作も、筋肉が伸び縮みすることで、成り立っているのです。

また骨格筋が関節を安定させることで姿勢を保ち、
正常な動きをすることができます。

人間は、常に重力の影響を受けており
体を支えるだけでも多くの筋肉を必要とし力を出し続けています。


衝撃の吸収、血管・臓器の保護
外部の衝撃から、体をまもるのも筋肉の役割です。
筋肉は、内臓や骨などを衝撃から守ってくれます。

また筋肉で覆うことによって、
血管や臓器も守っています。


ポンプの役割
心臓から押し出された血液は、体の隅々までめぐって
静脈を通り再び心臓に戻ってきます。

心臓から離れた場所になるほど、送り出された血液の勢いは弱まります。
その時、筋肉が伸びたり縮んだりすることで
静脈に圧力がかかり、血液の循環が促進されるのです。

この作用は「筋ポンプ作用」と呼ばれ、
人にとってとても重要なものです。

なかでも心臓からもっとも遠い足に巡ってきた血液を心臓に押し戻す時
に重要な役割を果たすのが、ふくらはぎの筋肉であり、
その働きから「第二の心臓」とも呼ばれています。


熱をつくる、代謝を上げる
人間は常に体温が36度から37度を保たれるようになっています。
この体の熱生産の約6割を筋肉が占めています。

熱を発生させることで
寒い環境下でも一定の体温を保つことができるのです。

それだけ生命維持という点においても
大切な熱を発生させるため、

筋肉は常にエネルギーを消費しています。
そして、その主なエネルギー源は糖質と脂質です。

筋肉が多いと、この熱の発生量(いわえる基礎代謝)も増えるため、
代謝がアップし、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防にもつながっていきます。


免疫力を上げる
筋肉は人間の免疫力にも関係があります。

リンパ球を始めとする免疫細胞は、
グルタミンというアミノ酸によって活性化されます。

このグルタミンは、筋肉内に多く蓄えられていることから、
筋肉が減ってしまうと免疫機能が低下してしまうといわれています。


ホルモンの産生
骨格筋が産生するホルモンの主な役割には、
筋肉や骨の形成や再生、抗炎症作用、糖質や脂質の代謝への関与、
心筋細胞や血管内皮細胞の保護などがあるといわれています。


水分を蓄える
人間の体の中で、最も大量の水分を保持しているのは、実は「筋肉」です。

脂肪量が多い女性にくらべると、筋肉量が多い男性のほうが体内総水分量は多く
健康な成人で、体重の60%前後(男性60%、女性55%)となっており
中でも体重60kgの成人男性は、約15kg~20kgもの水分が筋肉に蓄えられています。

筋肉が少ない人は水を飲んでも体に貯めておくことが難しく
脱水症状を起こしやすくなるのです。

また、筋肉量が大きく減りやすい年配者の場合
体の中の水分が5kg~10kgも減ってしまっている場合もあり
毎年、年配者に熱中症を発症する方が多い理由の一つになっています。


いかがでしたか?


今回は筋肉のことを詳しくお話しさせて頂きました。
これに関係したお話しを次回はさせて頂こうと思います!


最後まで読んで頂き
ありがとうございました。


大島はり灸院
吉居 亮

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